Washout sheet method

洗い出しシート工法

Features of washout sheet method

洗い出しシート工法の特徴

洗い出しシートとは台湾冠盷(GUANYUN)社より開発・販売されている左官材料です。

大きな種石を使用できる

日本でも在来洗い出し工法は行われていますが2分(約6mm)以上の大きな種石を壁などに塗り付けるのは大変難しく、工期やコストが掛かってしまうことがあります。

洗い出しシートを使用すれば3分(9mm)以上の種石でも壁等に施工可能になります。

長持ちで安心

下地や施工環境には左右はされますがシート状のものを貼りますので剥落のリスクが減ります。

原材料は天然石なので汚れや劣化に強い。

台湾では100万㎡以上、1つの現場で8万㎡以上施工するなどの実績があります。

仕上りが良く施工性も良い

1枚のシートの大きさが60㎝×165㎝(約1㎡)なので一度に施工できる面積が大きい。

現在日本にある30㎝×30㎝のシートに比べてジョイント部分が少ないためジョイント部が目立ちにくい。

豊富なバリエーション

多くの種類の天然石があり、同じ石でも2分と3分(約6mm・9mm)から選択することができます。

同じ石でも大きさを変える事でイメージが変わるのでアクセントをつけることもできます。

またデータをもとにロゴや模様等の表現をすることもできます。

あらゆる部分に施工可能

床はもちろんですが、壁・柱・梁、なんと天井にも施工が可能。

またシート状なので施工が大変難しい角の出隅部分やR部分にも巻くことができます。

サンプルの一部(2分・3分)

スロープや車道では大きさの違う石を同じ幅で交互に並べることによって意匠性もありノンスリップ効果もあります。(このシートは1枚の大きさは60㎝×180㎝)

ジョイント部分が目立ちにくい(※わかりやくするために300角シートにしています)

洗い出しシートの姿荷 ロール状になっているのでコンパクト 補修用の種石も同梱されています

60㎝×165㎝の規格サイズを広げるとこんな感じです(左側の60㎝の部分は直線・残り3辺は波型)
シート端部は波型と直線がありジョイント部には波型を使用します。突き付け部分等には直線を使用するなどすると綺麗に仕上がり、施工性も良いです。
基本的には1枚60㎝×165㎝ですが現場に応じて大きさを変えてオーダーすることも可能です。

拡大するとよくわかります

裏側はグラスファイバーメッシュになっています

新社屋外壁に施工
大きな種石を使用しているので大きな岩のかたまりのようでインパクトがあります

施工中の様子 数名がチームになり施工します

貼り付け後叩き板で密着させます

近くで見てももちろんインパクトがあります

もちろん室内にも施工可能
版築仕上げやモールテックスともマッチしています

ピンク系の種石は柔らかい表情をつくります

台湾の14階建てのマンション外壁

台湾では洗い出し仕上げが至る所であります

外壁が全て洗い出し仕上げです

洗い出しシートは上裏や役物部分の施工にも適しています

こんなデザインの壁もシートで施工